2004/07/22

女性の時代

 但馬曹洞宗青年会主催の「小学生のための禅の集い」が、7月21、22日の両日、日高町の隆国寺様で開催されました。 今年も盛況で、募集人数80名のところに130名の申し込みがあり、その中には永源寺からの参加者26名も含まれていました。多人数ということで大変気苦労の多かった2日間でしたが、事故もなく無事に日程を終えることができました。

   =21日= 000    =22日=
10:30  開講式 
 自己紹介
 坐禅@
5:00  振鈴(起床)
 洗面
12:00  中食(昼食) 5:30  坐禅B
 朝課(朝のおつとめ)
13:00  プール遊び
 坐禅A 
6:30  ラジオ体操
 作務 (掃除)
 18:00  晩のおつとめ 7:30  小食(朝食)
 18:45  薬石(夕食)
 レクリエーション(花火大会)
8:30  レクリエーション(宝さがし)
 坐禅C
21:30  開枕(就寝) 10:30  閉講式

この2日間で、参加者はきれいな坐相(ザソウ:坐禅のときの姿勢)のもと、いろいろな思い出を作ったようでしたが、今年は女の子が目立った集いでもありました。
男女の坐禅に対する意識の違いでしょうか? 参加者130名中、男子55名、女子75名と女の子の方が多かったのです。坐禅に集中できない時など、自分に"喝"を入れるべく、巡香(ジュンコウ)している僧侶に合掌の合図をして警策(キョウサク)を入れてもらうことがあるのですが、その際も合掌しているのは女の子ばかりでした。
 また、このようなこともありました。午後9時30分の開枕(カイチン:就寝)で境内の電気は一斉に消されるのですが、本堂で開枕の合図と共にすぐ寝てしまった男の子と違い、別棟の女の子たちは一向に寝る気配がなく、寝かしつけるのに苦労しました。男女共に思う存分プールで遊んだので、くたくたですぐに就寝するかなあと思っていましたが、まだまだエネルギーの残っていた女の子たちに驚かされました。
 今年のオリンピックは「女性の大会」といわれましたが、アテネから遠く離れたこの但馬でも同じようなことがいえるなあと思いました。

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