年　　譜
１６３４	寛永１１年	開基、通山慧徹和尚、草房を結び永源と号す。
１６７３	延宝元年	二世陽室連重大和尚入山。本堂、庫裡建立、昂宵山永源寺と号す。 養源寺四世徳外祖道大和尚開山として勧請す。
		三田市永沢寺開山通幻寂霊大和尚−円通寺開山英仲法俊大和尚−牧翁性欽大和尚 −雷庵性隆大和尚−天室育巌大和尚（養源寺開山）−南洲存浦大和尚 −環室珠連大和尚−徳外祖道大和尚−萬嶺宗�a大和尚（常光二世） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−香炊庭薫大和尚（養源二世）−徳山秀峰大和尚−月心光春大和尚
１６７５	延宝　３年	二世代、檀頭西村荘兵衛氏の先祖本尊の釈迦無牟仏を寄進す。
１６８５	貞亨　２年	三世月心光春大和尚姫路藤原正家をして梵鐘を鋳造させ、興福山永巌寺月心光春と銘す。　又、同時に鐘楼を建立せり。
１６９８	元禄１１年	三世光春大和尚、一部豊楽寺境内絵図書作成
１７０６	宝永　３年	三世光春大和尚、豊岡養源寺の要請を受け養源寺七世に昇る。 秋、一部豊楽寺開山として入山、翌四年観音堂、辨天の社寺造営す。
		四世常覚猷道大和尚入山 　卍山道白大和尚−明洲珠心大和尚−洪覚照運大和尚ー常覚猷道大和尚 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−海翁光山大和尚 城崎郡五荘村徳養寺五世
		五世海翁光山大和尚 永源寺檀頭西村庄兵衛の家に生る
		六世眞岩耆仙大和尚 　　　　　　　　　　　　　　城崎郡三江村日撫　正福寺二世中興 　　　　　　　　　　　　　　正福寺に大石良雄夫人石束陸子の寄付せし 　　　　　　　　　　　　　　ケイ子あり其の銘に享保三戊戌之春　大石代三郎 　　　　　　　　　　　　　　母儀香林院寄付于正福寺見住眞岩叟代
		七世泊州皆如大和尚、月舟宗胡大和尚　┳卍山道白大和尚 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗木橋澄円大和尚　−　伯州皆如大和尚
１７３０	享保１５年	八世頑極官慶大和尚、大石リク女の帰依により永源寺参道に「不許葷酒入山門」の石柱を建立。
１７６０	宝暦１０年	十二世大牛宗遠大和尚雲版作成なり。（雲水修行僧多数）
１７６３	宝暦１３年	十二世宗遠大和尚入山九年目にして、本堂堂宇上梁落成を式す。
１８２４	文政７〜8年	興福山から鹿苑山と山名が変わったと伝われる。
１８３９	天保１０年	五代西村荘兵衛潜堂理祐居士の為其の妻妙祐が石仏坐像地蔵菩薩を建立（十九世の代）
１８７０	明治　２年	廿世大峯無禅大和尚の代、三柱神社神官兼務を分離、住職専業となる。
１８７４	明治　７年	廿一世祥山卍鳳大和尚、地租改革により租税地取調書上及境内社寺絵図面書上を豊岡県参事に届出申告をなす。
１８８０	明治１３年	廿一世卍鳳大和尚、八鹿村大森の地蔵堂が永源寺受け持ちなりしを届出をなす。
１８８２	明治１５年	廿一世卍鳳大和尚、境内外囲の高築地（石垣）を築き、山門を新築せり。
１８８４	明治１７年	廿一世卍鳳大和尚、六畳の内寮二棟を建立、甲申堂（前堂とも云った）と云った。
１８９５	明治２８年	廿二世笑巌黙中大和尚、観音堂堂宇上梁、落成を式す。
１９１２	明治４５年	養源寺分僧堂として雲水堂を指導す。
１９２０	大正　９年	廿四世眠芳惟安大和尚、裏山を開き開山堂、位牌堂を建立す。
１９３４	昭和　９年	室戸台風により空前の大被害を受く。 同年１０月より復旧着手、本堂新築工事に着手す。
１９３８	昭和１３年	廿五世天嶺徳文大和尚、本堂新築落成、又三谷坂護岸水防堰提完成す。
１９５０	昭和２５年	廿五世徳文大和尚、大東亜戦争時供出のため不在なりし梵鐘大小を鋳造、鐘引の慶事を行う。　又、観音堂を現在地に移築す。
１９７５	昭和５０年	廿六世正覚知等大和尚、古稀記念に裏庭岩場に石仏十六羅漢を安配し、羅漢窟と銘す。　廿六世知等大和尚、開山三百年忌法要を執行す。
１９８２	昭和５７年	廿六世知等大和尚、東側石垣、書院、書庫を建設す。
１９９６	平成　８年	廿七世穆照信善大和尚、坐禅堂棟を建立し檀信徒会館「円通閣」、雲堂開単、認可参禅道場、とす。　永源寺駐車場、参道を作る。
２０００	平成１２年	地域檀信徒との交流のためパソコン教室「鹿苑」を開設。
2001	平成１３年	庫裏新築計画が持ち上がる
2002	平成１４年	７月庫裏新築完成